ハイド・アンド・シーク
母親が自殺したところを見てしまった娘の精神を癒すため、父親は田舎に引っ越すことを決意する。
そこで、娘は " 見えない友達 " のチャーリーに出会う。
最初は、娘が作り上げた虚像だと判断する父親だが……。
次々と起こる事件……。
様子がおかしい隣人……。
豹変していく娘……。
そして、チャーリーの正体とは?
チャーリーがお化けとかだとオカルトとして楽しめます。
そうだとすると懐かしの『オーメン』みたいな感じでしょうか。
娘が犯人パターンってのも怖いです。昔観た『火曜サスペンス劇場』であった「自分が欲しいもののためには殺人もしてしまう娘」の話とか、夏休みの午後に観た「優等生がクラスでトップになるためだけに、ライバルの猫を焼却炉で焼き殺したりする」話とかを思い出します。
ビデオ化されていれば、是非もう一回観たい作品たちです。
特に『火サス』の方は、ばかばか人が死んでいくし、救いのない終わり方も絶品でした。
《ここからネタばれ》
でも、父親がチャーリーとはなぁ。
そこのアイデアはアリだと思うんですが、やり方がなぁ。
今まで観客に見せていたものがすべて父親の幻覚だったってのはズルいんじゃないかなぁ。
現実の間に幻覚を挟めるってのは、寝オチ並に卑怯じゃないかと。
見終ってからも、納得がいかないところもありますし。
ちゃんと説明されたら、わかるのかなぁ。
ロバート・デ・ニーロだから、ハズレはないと思ったんだけどナァ。
変だと思ったんですよ。通されたところが『コンスタンティン』の半分くらいしか広さがないところで……上映日から 3 日も経ってないのにガラガラだし……。
でも、子役は凄かったなぁ。
《ここまでネタばれ》
そして、興奮した自分は昔を思い出し、レンタルビデオ屋に走るのであった。
それらについては、また後日。