さよなら、ベルアイル……というネタでした。

 せっかく、エイプリルフールなので、頑張ってました。
 この部分↓からはネタです。ネタですよ?

 女性の太股が太過ぎるので、ベルアイルをやめることにしました。

 引っ越し先は、マビノギの予定です。

 ベルアイルには『萌え』が足りな過ぎました。

 待ってて、ナオちゃ〜〜〜ん♪

[] おっぱいが大変です。

 いそいそと Nexon のページに行き、登録を済ませます。

 次に、マビノギの ID を取得。

 そして、促されるままにインストールしたり、ダウンロードしたり。

 クライアントのダウンロードは重いですが、ナオちゃんがいるからいいや。

 ダウンロードしてる間に、『萌え』について思いを巡らせます。

 そもそもは、『萌え』文化というものは、二次元美少女から発生した日本固有の文化だったはずです。

 しかし、あまりにもそれが素晴らしかったために、あっという間に世界に拡散。

 すでに海外では、一文化として認められており、主にエロゲーから広がったためか、『HENTAI』と呼ばれています。

 『Tsunami』みたいなものでしょうか。

 ただ、我らが MMORPG においては、日本は後進国だったのです。

 その証拠に、日本の PC 上で踊る美少女たちは『HENTAI』の由来通り、主にエロゲーが活躍の場であり、決してお天道様の下では口外できない文化でした。

 その突破口を開いたのが、『ラグナロクオンライン(RO)』。意外な伏兵は、韓国だったのです。

 そして、その日本人好みの『萌え絵』が日本人にも大ヒット。以後、RO に続けとばかりに、韓国で『萌え MMORPG 』が続々と作られることになります。

 まさに、逆輸入。まるで、日本車をわざわざ輸入して買っているようなものです。

 いやいや、どこが最初だとかそんな無意味な愚考は止めることにしましょう。

 自分が言いたいことは、

  『萌え』は素晴らしい

 ということなのですから。

 おっと、ダウンロードが終わったようです。

 ん? たった 360M ぽっち?

 それとも、ベルアイルの 1G オーバーって方が珍しかったんでしょうか。

 インストール。

 おぉ、シルエットのナオちゃんが回転しながら舞い降りる!

 ふわりと舞うスカートがたまりません。

 そのスリットに惹かれて、やってきたんだよぅ!

 逸る気持ちを抑えつつ、クライアントを起動します。

 おお、この天使(悪魔?)みたいな娘も萌えだぜ!

 ここで衝撃の事実を発見!

 自動でパッチをダウンロードしてる!

 ……よく考えたら、これが普通か。

 そういや、GNO2 でさえ、パッチは自動でやってくれたよなぁ。

 そんなことを考えながら、ゲームスタートです。

 回転しながらナオちゃんの降臨!

 おぉ、 おっぱいが軟体動物のようだ!

 あぁ、パンスト! パンスト!

 そのスリットを見たかったんだよぅ!

 もう、『個人的な話』をしまくり。

 そそそそそそそそんなこと言われたら、自分は! 自分はぁぁぁッッ!!

 【ムラムラムラムラ……】

 ハッ!

 じ、自分は一体ナニを……

 ナオちゃんとの甘い一時を過ごすと、チュートリアルは終了のようです。

 そッ、そんなぁ! まだ、そのプリンのようなおっぱいを嘗め回すように 360 °回転しながらのスクリーンショットを撮っていないのにッッ!

 あんまりだァァァァッッッ!!!

 ここで、オープニングムービーが流れはじめました。

 まるで映画のような演出に、ちょっとシビレます。

 流れる小川に、釣りをする少年。

 一転、スピーディーな戦闘。

 牛乳を絞っている少女。

 日常と非日常。

 おだやかに流れる風を感じるような風景に、思わずため息も溢れます。

 そして、そのすべてを実現できるというヨロコビ。

 ムービーが終わると、宝石みたいなのがぶら下げられているところに出ました。

 くっ……やっぱり、可愛いぜ。

 そうです、自分は美少女を求めて、このゲームを始めたのです。

 美少女はどこだ! 美少女はどこだ!

 悪い子を探すナマハゲのように、目を血走らせながら歩いていると、まわりをちっこい物が物凄い速さで駆け回っています。

 ベルアイルで慣れた動体視力では、まるで F1 レースを見ているような速度です。

 アライグマ? いや、幼いタヌキとのこと。

 可愛いなぁ、と思わず見入っていると威嚇のポーズ。

 か、可愛過ぎる。

 とにかく、まずはナオちゃんからのクエストをこなさねばなりません。

 マップでクエストの対象 NPC の居場所がわかるのは親切ですな。

 お? 看板だ。見るには……って、何故、昇竜拳!?

 ま、まぁ、読めたからいいか。

 そんなこんなで、村長と話をして、無事終了。

 男に用はないんだよ、ケッ!

 村長の足元に唾を吐きかけ、次の美少女……じゃない、クエストに向かいます。

 旅館の入り口に美少女が!

 しかし、このゲーム、NPC がよく動きます。

 ループとはいえ、今のところ、NPC ごとにそれっぽい動きが設定されているようです。

 さっきの動物といい、これの制作者はわかっているなぁ、と感じます。

 『可愛く』見せるのには、ポリゴンの密度はあまり関係ありません。

 その証拠に、このゲームでも、人体を表現するポリゴンはお世辞にもリアルな形とはいえません。

 しかし、その形状は誰もが『可愛い』と感じさせる最大公約数の形体であり、そこにそれらしい動きを加えることにより、錯覚で『萌え』を感じさせることに成功しているのです。

 アニメーションにおいても、宮崎アニメの絵コンテの注意書きを見ればわかるように、『動き』が真であり、命のないキャラクターに感情移入させるには、動きが重要な役割を 担います。

 逆を言えば、マッチ棒みたいなキャラクターでも、動きさえ良ければ、そんじょそこらのアニメには負けません。それは『xiaoxiao』や『おしてだめなら ひいてみな』が教えてくれる事実です。

 その点、このゲームは、そこをよく理解しています。

 例えば、先程のタヌキの威嚇行動であったり、NPC の何気ない足の重心の移動であったり、話をするときに相手の顔を見る(背の高い人は背の低い人を見下ろす)ことであったり。

 もちろん、それは『萌え』以外の表現にも重要なことは言うまでもないことです。

 しかし、残念ながら、それを重要視していないゲームが多いようですが……

 (瞬きをしなかったり、直立不動だったり、上半身しか動かなかったり、などなど)

 愚痴はさておき、さっそく話しかけて、クエストをクリア……って、しないな。

 クエスト内容をよく見ると、何か買わないといけないのかもしれません。

 どれどれ、おじさんが何か買ってあげよう。

 んー、ほとんど 200gp オーバーか。

 所持金 0gp。

 まずはお金を稼げってことかなぁ。

 くそぅ、貧乏はツライぜ……。

 まわりを見渡すと、アイコンがグーパンチになるところがあったので、ふとクリック。

 また昇竜拳!(汗

 おっと、近くの樽を殴ったら、5gp が!

 これって誰かのへそくりなのかなぁ。

 不審人物のようにウロウロとしていると、あたりが暗くなってきました。

 まるで自分の未来を表しているかのようです。

 この先どうしよう……

 暗闇で不安になった人間は、思わず明るいところへと足を向けてしまうものです。

 あ、教会だ! タスケテ、神父様!

 うはぁ、神父じゃなくてシスターだ! おい、タマらんな。

 そして、このシスターもよく動きます。

 ただ、おっぱいは揺れませんでした。

 今日は、このへんにしておくか。

 噂では、戦闘はじゃんけんだっていうから楽しみだ。

 やっぱり、MMORPG には『萌え』が必要だな。

[] 月日は百代の過客にして……

 早いですなぁ。もう 4 月ですか。

  というわけで、エイプリルフールでした。

 ばれてたって? ちぇー。

 ↑ここの空白をドラッグすると……


 以上、エイプリルフールねたでした。
 繰り返し、言いますが、ネタですよ?
 ベルアイルはやめてませんよ?