文面がマトモだから、その人が信用できるとは限らない
http://d.hatena.ne.jp/space-ame/20051028 の陰謀論日記ですが、確かに、Sigma さんのように、「國歳会長のお言葉は、なんで、そんなに騒ぐのか分からない。」って方は多いと思います。
自分も読み返してみて、どう考えても言葉が足りない、と気付きました。
アァ、オレッテドウシテイツモコウナンダロウ……
突っ走っちゃって、ごめんなさい。
うまく言えないかもしれませんが、頑張って説明します。
「國歳会長のお言葉は、そんなにおかしくないのでは?」
いや、まさしくその通りです。いつも紹介している電波文章と違い、今回のは文面的には変なことは書いてありませんね。
この人が会長でないならば、自分もここまで悲鳴あげるような内容ではないと思います。*1
今回の場合、やはり、「どういう認識を持っているか」が一番の問題ではないでしょうか。
彼はこう言っています。
差別事件も後を絶たずに次々と起きている。「経済大国・人権小国」といわれる我が国の人権意識の弱さは、未だに解消されていないといえよう。
それから彼は続けます。「差別『事件』はある。お前らは知らんだろうが、すでにいっぱい起きてるんだ!」と。
しかし、それでは、そのいっぱいある『事件』は何故、報道されないのか? 『人権』という美酒に寄ってくるマスコミが何故今まで騒がないのか? ゴシップ大好き週刊誌は?
「それはマスコミに圧力がかかっていて報道されないんだ!」というのは、また違う陰謀論になりますな。
「部落解放同盟」と「人権」だと、こういう
◎JOG(114) 恐怖と無法の広島公教育界
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h11_2/jog114.html
■3.君が代反対の要望書を、今ここで書け■ 広島県の高等学校長協会の岸本學会長(広島国泰寺高校長)は 3月10日、石川校長の自殺に至る経緯について、次のように参 院予算委員会で証言した。[3] 平成10年12月17日、文部省からの指導のもと、県教育委 員会は、入学式、卒業式で、国旗掲揚・国歌斉唱を実施すべきと の通達を各校長に出した。 広島県教職員組合(広教組)に、[]部落解放同盟[][]広島[][]連合[]会 も荷担して、通達を撤回させるという方向で闘争することを決定 した。 〜(略)〜 ■4.解放同盟の介入■ 〜(略)〜 さらに、国歌斉唱を予定している個々の学校にも卒業式が 近づくにつれて[]部落解放同盟[][]広島県[]連の方がおいでになって、 我々の子供たちを当日欠席させるぞとか、卒業式途中で退席 させるぞとか言われ、そうすると退席すればこの子が[]部落[]の 子であるということがはっきり明確になってしまう、そのこ とによって新たな[]差別[]事件が起きたら許さぬぞ、こういうふ うな国歌斉唱実施を妨害するような行為がありました。 この証言に、矢野哲朗議員が「なぜ、学校部外の団体が介入し て学校の運営を左右することができるんですか」と聞くと、岸元 会長は、昭和60年に作成された県知事、県議会議長、県教育長、 教職員組合など、八者による懇談会合意文書を指摘した。 この八者に解放同盟が入っており、さらに合意には「[]差別[]事件 の解決に当たっては、関係団体とも連携し」という文言が入って いた。この「連携」という言葉がひとり歩きして、卒業式の持ち 方についてまでも解放同盟の介入を許す結果となった、と言う。
◎「暴徒」の水先案内人は、自腹で切腹!(ピースボート) / ヒロさん日記
http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1059505
私にとって最も印象の深かった水先案内人は、解放同盟系の鎌田慧先生だ。ちょうど世羅高校(広島)の校長が自殺した直後にやってきて「校長を自殺に追い込んだのは文部省だ」という電波を流していった。この方は言葉狩りでも有名。船内新聞への寄稿で、乗客の1人が、どこかの国の市場の様子を「まるで屠殺場さながらだった」と書いたが、鎌田先生はこの1文のみに噛みついて「あなたは、屠殺場を不当に恐ろしいものにしている」と徹底的な攻撃を始めた。場違いな糾弾オヤジだ。
【これもまぁ見ておくとよし】
◎ mumurブログ:「校長の自殺は自分のせいじゃない」 元世羅高校の教師の訴え棄却
http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/29131595.html
ちなみに、世羅高校というと、韓国で土下座修学旅行してた高校ですな。
◎ Sankei の過去記事
http://web.archive.org/web/19991004070220/www.sankei.co.jp/databox/paper/9903/06/paper/today/itimen/06iti001.htm
◎修学旅行生に土下座させる朝鮮人。(写真あり)
http://plaza.rakuten.co.jp/nwaiwgp/diary/200501300000/
「無理矢理、土下座させられた」生徒の話。
まぁ、陰謀論として読んでもよし。
◎So-net blog:Deathtopia:修学旅行にやってきた日本の高校生たちに謝罪を強要す..
http://blog.so-net.ne.jp/ktulu/2005-07-19
人権を真剣に考えている日本の校長は他にもいるんですね。
◎高校生を土下座させて勲章をもらおう
http://www.geocities.jp/savejapan2000/korea/k373.html
おっと、話が逸れました。
それに、「『経済大国・人権小国』といわれる我が国の人権意識の弱さは〜」と言っていますが、どこの世界が言ってるのか? 自分が知らないだけなのか? と、ぐぐっても、特定アジアとか地球市民とかサヨクしかヒットしません。
つまり、そういう言葉が、すらっと出てくるってことは、そういうコミュニティの人であると。
で、この人でぐぐってみると、どうもこの名誉教授さん、「部落開放」が研究のテーマらしく、『部落解放・人権のあゆみ(近代以降)』とかの題名で頑張ってる様子。*2 研究内容は「差別論」だそうです。
つまり、「現在はこんなに差別がありますよー!」というのがテーマであるわけですね。
これって、飯の種ってこと?
会長本人が一番 " 差別がなくなって欲しくない " 人なんでは?
それからの内容は「差別落書は書いたやつが悪いんじゃない。(そいつを含めて)おまえらが悪いんじゃ〜!」みたいな内容になっています。
" 怒る " なら " 怒られる相手 " は必要ですからね。空に向かって怒るわけにいかないですし。
どう考えても、「被差別者」寄りです。しかも、「被害者」であることを疑っていない。
ここはhttp://d.hatena.ne.jp/space-ame/20051019でも書きましたが、被害者を最初から決定して変更しないって姿勢はどうかと思います。
自分は思うんですけどね、こういう思想でですね、怒りに身を震わせながら「俺等は部落だぞ!」とか叫ぶってのは、「俺は殺人で刑務所帰りなんだぞ!」と逆切れする肩で風切る人とどう違うのかと。それは俺等が悪いのかと。
で、そんなことを「被害者側」に " 薦めている " 人が、マスコミでさえ問題視している人権擁護委員会の会長だ、と。
ここで、自分は悲鳴をあげざるをえなかったわけでして。
無事に伝われば、いいんですが……
自分の文章の方が電波だったら、どうしよう……
もし、そうだったら、「ほかさん、電波デスヨ」って、こっそりメールください。>みなさん
最後に、「鳥取」と「人権」でヒットした事件を紹介します。
こんな事件が頻繁に起きてるんでしょうか? 確かにこれがいつも起こっているなら、色んな意味で問題かもしれません。
どっち側で見ても、陰謀論コレクターとして目を見張る内容ですが。*3
◎鳥取の " 統一教会 " から娘を取り戻そうとスタンガンとか装備で教会を襲撃した「両親」
http://www7.ocn.ne.jp/~murou/document/document1.html
ところで、オウムがまだフツーの宗教団体だと思われていた時代に。
自分に子供がいたとして。
その子がオウムに狂っていた場合、どういう " 救出 " が " 正しい " んでしょうな。
皮肉ではなく、純粋に気になります。